FESTA de RAMA

たーざんです。

学祭はゴミステーションに集中するという方向で決まったようですね。

先日,FESTA de RAMAにボランティアスタッフとして参加したついでに,空き時間に代表者らにちょっとだけ話を聞いてみました。
題材は「グラスルーツさんでやってることを学祭に活かすにはどうすればいいと思うか?」です。

まず,コスト的な面をクリアできるのが確実であり,実際に小規模なイベントでエコ食器を全面的に押しだして上手くいった実績があるなら,大体の場合,運営側が首を横に振ることはないはず。
実績がなくても,環境系の教授とタイアップという形なら大丈夫かもしれない。

後者はひとまず置いといて,西条でそんなに小規模なイベントはあっただろうか? 町内会の夏祭りとかがベスト?
「祭りで環境に配慮するのはトレンドだ」という話を信じるなら,西条でエコな祭りが行われた事例があるかもしれないし,あるならそれを参考にするのが近道か。なぜなら,油まみれのプラスチック(燃えるゴミ)が少なくなって他の分別ゴミを正常に処理できるようになったとしたら,分別種毎にできるだけ近場のリサイクル施設に運ばなければ,コストとエコの両立ができないからだ。今回は詳しく尋ねなかったが,普通のゴミ処理より資源節約に貢献できるルートを近所から探し出すのはかなり難しいことだと思う。

次に,リユース食器はその場で洗わないといけないのかという問の答え。

リユース食器とはいってもその場でリユースさせる必要はない。つまり,皿洗い部隊は必ずしも必須でない。
例えば,今年度の環境の日では,一度使った食器をその日のうちに再利用することはなかった。会場でお客さんにから拭きしてもらった食器はトラックで障害者支援施設に送られ,洗浄作業という仕事を提供することで雇用の促進を狙ったりした。

ただしこの方法は大学祭の規模だと難しいかもしれない。理由は後述。

ちなみに,「リリパックとリユース食器のどちらがオススメか」と聞いたら「リユース食器」という答えが返ってきた。

リリパックは確かに楽だが,飽くまで「新規購入」するものだ。したがって黒字にするのが難しくなるし,学祭で出される食事の量をある程度正確に把握しておく必要がでてくる。
それに対してリユース食器は「『イベントを跨いで』リユースを繰り返すことで,普通の容器に対する環境負荷がどんどん低くなる」わけだから,学祭の規模にもよるが,私たちがリユース食器を貸し出してやってもいい。そうすれば,君たちがリユース食器を用意するよりコストがずっと下がるはずだし,私たちを通せば(環境の日のように)洗浄作業の手立ても簡単に見つかるだろう(その場合,委託費用はもちろんもらうが,それでも全て自分たちで準備して洗浄するより安く済むはず)。

しかし,リユース食器を借りるだけで済ますのは不可能だと思われる。団体で保有する食器の数がそれほど膨大だったら,FESTA de RAMAで洗浄スタッフを用意する必要はなかった。連日行われるタイプの祭りでは,外部に洗浄を委託するにも,そのチャンスは夜中もしくは次の日の昼しかないため,1日目で使った食器は2日目に全く使えないことになる。食器を2セット用意してローテーションすればどんなに長い日程でも可能になるが,2日間しかなかったFESTA de RAMAの様子から推測すると,2日間分の食器は保有していない。
したがって,もしエコ食器を使うなら,借りれる分は借りるとしても,誰かのお金でリユース食器を買う必要が出てくることになる。コスト抜きで考えれば,食器をできる限り共有するのは望ましいことであるから,このような形でもいいかもしれない。

話をまとめると

本気でゴミを減らそうと思ってるなら,どうにでもできるはず

ということです。
たまには本気でやってみますか?

そういえば,ゆーみんがエコ食器以外の道もあるとか何とか言ってたね。気になるね。
長話すいません。それでは。