世界サミットに行ってきました!

12日(金)にノーベル平和賞受賞者世界ミットに行ってきました! ということで、感想などを述べたいと思います。

まず世界サミットでは、ノーベル平和賞の受賞者たちが集い世界的課題や人権擁護、暴力のない世界のために具体的提言等について議論を行います。
今年は広島・長崎が被爆65周年にあたることから、広島が開催地として選ばれました。実は欧州以外の国でサミットをするのは初めてなのです! すごいぞ広島!! そして今回のサミットのテーマは、「ヒロシマの遺産:核兵器のない世界」でした。

一つのセッション(1時間半)で、本当の平和とは? 核兵器を廃絶するには? 私たちは何をすべきなのか? というような議論がされたのですが、ほんと時間があっという間に過ぎ、まだまだ時間が欲しい! というぐらいでした。そして、そのセッションの中では核兵器の問題だけではなく、環境問題の話も出てきて、平和と環境問題は非常に密接していると気づかされました。
膨大な軍事費は国の財政を圧迫させるため、貧困問題や環境問題に使うお金は必然的に減ってしまいます。また、戦争や紛争が起こってしまえばそこの自然環境は破壊されますし、貧困の地域では生活のために森林伐採水質汚染など環境破壊をすることもあります。さらに一番ひどいのは、戦争・紛争の被害に遭ってる人、極度の貧困の中で暮らしている人に、環境問題を解決しよう、自然環境を守ろうと、考えたり行動に移したりする余裕もなにもなくなってしまうことではないでしょうか。だから、ほんとに今すぐ各兵器を廃絶して軍事費を減らせる世界にしないといけないのです! 世界のみんな、協力しようよ!! と叫びたいです。

あとダライラマ法王の、「今この世界には大きな'WE'わたしたちが必要で、強い連帯感を持たなければならない。TheyとWeで分けてはいけない」「20世紀は血の世紀だったが、21世紀は対話の世紀にしよう。でも対話の世紀にできるかどうかは、若い人たち次第だ」という言葉がすごく印象に残りました。

今回世界サミットに参加できて本当に良かったなと思いました。特に世界の著名人に一般ピープルの私はなかなか会えないので、ほんとラッキーでした。
ダライラマ、めっちゃいい人です! みんなが彼を慕うのもなんだか分かる気がします。私はダライラマのファンになりました(笑) でもゴルバチョフが欠席だったのは残念でした。生きてるうちに会えるのかなあ…

話はかなり変わりますが、帰りの電車の中、私はあらぬものを見てしまいました…。ほんとテンション下がるというか、殴りたくなるというか……ここには書けないので、一体何を見たのか気になる人は私に聞いてください。先に言っておきますが変質者ではないです。いや、あれはある意味変質者とも言えるような…

文責 レミ