そうだったのか! 環境問題

9月27日の中国新聞に掲載されていた記事の一部です。


「戦後、盛んに植林されたスギ、ヒノキの人工林は間伐の時期を迎えている。間引かないと、木は太りにくく山も荒れる。しかし運び出す道がなく、土地もまとまっていないため、間伐は進まない。切ってもその場に放置されるケースが多い。広島県はその典型だ。もうけにならない山に目が向かず、境界すら分からない所有者も少なくない・・・」



環境の日のためにサークルで割り箸とマイ箸について勉強したことを思い出しました。国産の割り箸は森林の間伐にお金がかかるために普及されていないとのことでしたが、それなら国が補助金を出せばいいのでは?と単純に考えていました。


でも実際は、森林の所有者がバラバラに分かれていてその境界さえも分からなかったり、切った木を運び出す道がなかったりするために間伐が進まないのです。その事実には驚き、まだまだ勉強不足だなあと思いました。
全てに共通することですが、ある問題を引き起こす原因は一つではないんですよね。
環境問題って奥が深い…そして面白いです!
これからもみんなで勉強するのが楽しみです(^^)



ちなみに、先ほどの記事の間伐の問題の解決策は、所有者が分かれている山林を5ヘクタール以上の規模にまとめ、幅3メートルの作業道を造り高性機能機械を入れて効率的に間伐する「森林の集約化」だそうです。(材は市場に出し、所有者はそのままで作業だけ受託する形)

また、間伐や作業道造りには国からの補助金が出るので、1ヘクタール当たり3万円の利益を所有者に返すことができるそうです!
詳しくは中国新聞の社説で。


文責 レミ